雑多庵 ~映画バカの逆襲~

管理人イチオシの新作映画を紹介するブログです。SF、ホラー、アクション、コメディ、ゲーム、音楽に関する話が多め。ご意見・ご感想、紹介してほしい映画などあれば「Contact」からメッセージを送ってください。あと、いいお金儲けの話も募集中です。

夏休みとあって、大作ラッシュが続いているが、今回は本国アメリカでオープニングの興収記録を塗り替え、歴代興行収入ランキングの3位となってしまった大大大ヒット作にしてシリーズ4作目『ジュラシック・ワールド』の紹介。

Jurassic

  

基本的に話はいつも通り。

恐竜を手なずけたと思い込んだ人間が調子に乗っていたら恐竜が暴走し、人間が喰われまくる

このパターンの変化を繰り返しつつ続いているシリーズだが、今回はついに「ジュラシック・ワールド」が開園。
叔母が管理職を務めるテーマパークに遊びに行った兄弟が、遺伝子組み換え技術によって生まれた知性も戦闘力も最強の「インドミナス・レックス」の暴走事件に巻き込まれる。

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まず、序盤のジュラシック・ワールドに訪れる場面のワクワク感がいい。
島への上陸から移動用モノレールに乗り込み、到着してホテルのテラスから見えるパーク全景のスケールの大きな見せ方!それを徐々に盛り上げるジョン・ウィリアムズが手掛けたテーマ曲のメロディを活かした音楽がいい!全景が見えた瞬間にテーマ曲の一番おいしいメロディが来るあたりの昂揚感!本作は全編を通してテーマパークを体感するような感覚で描いているのでそのままUSJのライドにできそうな雰囲気がある。


このテーマ曲はやっぱり最高

到着以降は事件発生に向けてのフラグが立ちまくる。
どう考えても出てくる人の危機管理能力が低すぎてこのあたりでダルくなっていく人もいるかもしれないが、まぁ力まずに観ていれば問題ないだろう。

で、今回の主役「インドミナス・レックス」の登場だ。
全身像をなかなか見せず、かといって勿体つけすぎずに巨大な存在をぬるっと登場させるタイミングが上手い。怪獣映画は登場シーンがどれだけ「出たっ!」と言えるかで出来が左右されると言ってもいいのだが、本作のコイツと会ったら死ぬな展開は個人的にグッときた。はっきり言って2014年のハリウッド版『ゴジラ GODZILLA』は勿体つけすぎていてイラついてしまったのだが、本作は差し引きの感覚が分かっている。このあたりのタイミングの感覚は監督のコリン・トレボロウがコメディ出身だからこそだと思う。コメディとホラーはタイミングを外していると全く面白くならないものだ。上手い芸人さんのツッコミのタイミングって絶妙やろ?

本作のコメディの感覚は人間同士のドラマパートでも所々で発揮されているが、監督は人間が喰われる場面でもコメディ感覚を注入しており、『進撃の巨人』でも書いた残虐さが笑いに変わる瞬間がかなりある。しかも意図的に。特に翼竜がある人物を襲うところなんて完全に笑いのノリ。しつこく逃れたり喰われたりからの思わぬ結末へ持っていく演出の緊張感が無くならない程度に笑わせる上手さに演出家と編集者のセンスが現れていた。


コリン監督の前作『彼女はパートタイムトラベラー』

本作最大の見どころはクライマックスの恐竜同士の大怪獣バトル!
ラプトル、インドミナス・レックス、さらにはティラノ・サウルスが入り乱れての大決戦は東宝のゴジラシリーズの怪獣が何体も出てくる展開に近い。それこそ『怪獣大戦争』的な熱さがあるので、怪獣映画好きはぜひとも終盤のこの展開を見るためにも見に行っていただきたい。

 
キングギドラ!ラドン!ゴジラ!『怪獣大戦争』

ちなみに今回登場するティラノ・サウルスはシリーズ一作目の『ジュラシック・パーク』に登場したヤツと同一個体との裏設定がある。劇中で説明がないのでほとんど分からないと思うが、これを知っていて一作目も見ているとティラノ・サウルスの登場に胸が熱くなること間違いなし!激しい戦いの決着がどうつけられるのかも注目すべし。そして、ラストの朝日に向かっての恐竜の咆哮!!怪獣映画っていうか、ゴジラ映画定番のエンディングを踏襲したこのシーンを観て俺も叫びたくなったね!!『ゴジラ GODZILLA』に欠けていた熱い感覚が詰まった出し惜しみのない怪獣映画をぜひ見てくれ。

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