雑多庵 ~映画バカの逆襲~

管理人イチオシの新作映画を紹介するブログです。SF、ホラー、アクション、コメディ、ゲーム、音楽に関する話が多め。ご意見・ご感想、紹介してほしい映画などあれば「Contact」からメッセージを送ってください。あと、いいお金儲けの話も募集中です。

TSUTAYAが発掘良品と称して日本では未DVD化だったり、DVDが廃盤になっている作品のレンタルをしていく企画があるのですが、そこで『スキャナーズ』が出たので紹介します

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カッコよすぎな日本版ポスター

近未来を舞台とした超能力者の戦いを描いたものですが、1981年の映画ですし、低予算の作品でもあるので、極端に派手な場面は少なめ。

本作に出てくる超能力者は念動力(手を使わずにものを動かせるアレ)とテレパシー(声に出さなくても会話ができたり、人の心が読めたりするアレ)能力を組み合わせたタイプの能力。

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『AKIRA』に出てくる超能力者も念動力+テレパシーだった

念動力を使いこなせば自然発火や内部からの破壊もできる!

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頭ボーーーン!!

心をスキャンできる能力ですが、これを極めるとコンピューターのデータまでスキャンできるという超絶仕様ですw

超能力者はX-MENのミュータントたちのように非能力者から隠れて生活しているのですが、超能力者を組織して理解を示さない非能力者を支配しようとする連中もなかにはいるわけです。それに主人公の超能力者が戦いを挑むという話。こういう話ではお決まりの超能力者同士のバトルシーンもありますよ!まぁ、念動力のバトルなんで、戦っている人たちはほとんど動かないで顔を歪めているだけなんだけどね!

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戦いに熱が入り過ぎて白目なっちゃうレボックさん(クローネンバーグ作品の俳優はなんでこうも変な顔の人がおおいのだろうかw)

『ダークシティ』(1998)も超能力バトルがありますが、あちらはCGも使ってエキサイティングな念動力バトルにしていましたが、こちらはあくまで特撮のみの時代かつ、『ザ・フライ』(1986)や『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(2005)などのデヴィッド・クローネンバーグ監督作品なので描写はえげつなくてとっても痛そうなバトルとなっております。頭ボーーン!もスゴイのですが、こちらのリアルタイムでグチャドロに変容させていく特殊メイクも素晴らしい出来!

クローネンバーグ監督は理系出身の人なので人体に関するグロ描写へのこだわりもさることながら、荒唐無稽なようでもそれなりに科学に基づいた理由づけがされているのが面白いポイント。超能力の発現の理由は思わず「なるほど」となってしまいました。あと、クローネンバーグ監督は超能力を得ることやハエ男になることなどを、新しい肉体を手に入れる進化の一様態と考えているらしく、バッドエンディングのように見える本作のエンディングもまた、ハッピーエンドだと考えていると思われます。おそらく、観た人ほとんどが「どゆこと?!」となりそうなエンディングですが、この点を踏まえてみればなんとなく分かるとは思います。

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