雑多庵 ~映画バカの逆襲~

管理人イチオシの新作映画を紹介するブログです。SF、ホラー、アクション、コメディ、ゲーム、音楽に関する話が多め。ご意見・ご感想、紹介してほしい映画などあれば「Contact」からメッセージを送ってください。あと、いいお金儲けの話も募集中です。

2015年のアカデミー賞の授賞式が終わりました。

まぁ、それほどサプライズもなければ、楽しいことにもならなかったなぁ。
ちなみに、今回の司会は歌って、踊れて、手品もギャグのセンスもあるスーパー芸達者役者のニール・パトリック・ハリス。

ポール・バーホーベン監督の残虐SF大作『スターシップ・トゥルーパーズ』(1997)で超能力部隊のエリートとか、
sstkj00.jpg

『ゴーン・ガール』(2014)でベン・アフレックの奥さんにぶっ殺されてたストーカーチックなキモイ人が日本では有名ですかね。

授賞式では様々な映画のタイトルを繋げて歌詞にしたオープニングのパフォーマンスがなかなかすごかった。途中でディズニー実写ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(2014)でシンデレラを演じているアナ・ケンドリックとジャック・ブラックが加わって歌いまくるのが笑えました。

ジャック・ブラックは映画に出ると必ずアドリブで歌いまくる人ですが、「テネイシャスD」というバンドもやっています


アナ・ケンドリックは日本未公開の『ピッチ・パーフェクト』(2012)でも歌ってまして、映画がヒットして続編の製作もされていますし、劇中の歌はシングルヒットしました。いい感じに「その辺にいそうなお姉さん感」のある人です。

このPV、途中からの長回しがスゴイ


今回の授賞式最大の目玉はレディー・ガガ様が『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)の50周年記念パフォーマンスをしていたことでしょうかね。やっぱりこの人普通に歌上手いわ。


さて、アカデミー賞の結果ですが、僕の予想から少し外れた結果となりました。

作品賞は『6才のボク~』ではなく、『バードマン』で、監督賞も『バードマン』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。

Birdman_Official_Poster_JPosters.jpg

『6才のボク~』は結局、編集賞もとれずにパトリシア・アークエットの助演女優賞のみとなりました。12年もかけた映画は二度と出てこないと思うので、少なくとも監督賞はいけるかと思いましたが、前哨戦で一気に追い上げてきた『バードマン』が撮影賞、監督賞、脚本賞、作品賞の4部門を受賞することとなりました。全体に対して言えることですが、前哨戦がそのまま反映された感じで面白みがない結果です。

ピクサー出身の日本人が関わる『ダム・キーパー』が短編アニメ賞で注目されていましたが、こちらは本家のディズニー製作で『ベイマックス』の前にやっていた「ワンコがご主人のおこぼれのジャンクフード食べまくっていて不健康すぎてけしからんアレ」が受賞しました。ちなみに長編アニメ賞は予想通り『ベイマックス』でした。やっぱり天下のディズニー様は確実に受賞してきますね。まぁ、アカデミー賞は受賞するためのマーケティングが上手い映画会社の配給作品が受賞するので仕方ないです。選んでいる人は評論家とか映画監督だけではないし、コンペティションでもないから知名度のない作品は候補にも上がらないので、必ずしもいい映画が受賞しないのがアカデミーです。『かぐや姫』が受賞したらおもしろかったのになぁ。

あと、美術関連はやはり『グランド・ブダペスト・ホテル』が総なめしてきました。作曲賞も『グランド~』と予想通り。面白いのは『インターステラー』が視覚効果賞をとったことですね。あれって実はCGを極力使わないで巨大なセットやミニチュアなど実物を用意して合成した映像がかなりの割合を占めているんですよ。しかも別の惑星のシーンでもアイスランドで撮っているだけだったりして、意外と普通に撮っているだけだったりするスゴイ映画なんです。他のCGの最先端技術がスゴイ映画ではなく、古臭い技術のインターステラーがとったことはCGに頼りすぎることへのアンチテーゼに思えます。


メイキング映像に巨大セットも出てきます

あと、主演女優賞は前哨戦も総なめのジュリアン・ムーア。主演男優賞は存命中の天才科学者ホーキング博士を演じて最年少主演男優賞となったエディ・レッドメイン。『レ・ミゼ』で自分だけのうのうと生き残るお坊ちゃんやっていたアイツだよ!もう既婚だよ!映画に出ると育ちのいい役ばかりだよ!今回はALSに侵され、ついにはしゃべれなくなってしまう存命中の人物を見事に演じきったことが評価されての受賞ですね。アカデミー賞は病人とか、実在の人物をやるととれる法則がまたしても!

予想に書きませんでしたが、主題歌賞はこの間のグラミー賞でも評判だった「Glory」。授賞式でのパフォーマンスも感動的

コモンのリリックはキング牧師や公民権運動の話を踏まえたものになっていますね


ちなみにコモンはロバート・グラスパーの「I Stand Alone」でもいい仕事してます

予想が当たったもの
主演女優賞(ジュリアン・ムーア)、助演男優賞(J・K・シモンズ)、助演女優賞(パトリシア・アークエット)、撮影賞(エマニュエル・ルベツキ)、美術賞、衣装デザイン賞、メイク・スタイリング賞、作曲賞(グランド・ブダペスト・ホテル)、音響編集賞(アメリカン・スナイパー)、長編アニメーション賞(ベイマックス)

予想が外れたもの
作品賞(×6才のボク~、〇バードマン)、監督賞(×リチャード・リンクレーター、〇アレハンドロ・イニャリトゥ)、主演男優賞(×マイケル・キートン、〇エディ・レッドメイン)、脚本賞(×グランド・ブダペスト・ホテル、〇バードマン)、脚色賞(×博士と彼女のセオリー、〇イミテーションゲーム)、視覚効果賞(×猿の惑星:新世紀、〇インターステラー)、編集賞(×6才のボク~、〇セッション)、録音賞(×アメリカンスナイパー、〇セッション)

けっこう外してしまったなー

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