今回紹介するのは現代に蘇った『食人族』!
このワードを出した時点で内容は分かりますよね?笑
キワモノかつ政治的に問題のあるテーマなのは認めます。人を選ぶのも間違いない。
でも、映画ってそこがいいんじゃない!(みうらじゅん風)
あらすじ
ニューヨークの大学に通う女子大生が主人公。父親は国連のスタッフで何不自由ない生活。
大学でジャングルの奥地に住む部族が女性への割礼を行っていると聞いて「許せません!」
ジャングルが伐採され、部族の村が消滅しようとしていると聞いて「許せません!」
という影響を受けやすい人。ていうか、ほぼ条件反射的に反対票を投じている感じが・・・
そんなこんなで伐採への抗議団体に参加し始め、アマゾンに行くことに。
その抗議計画はスマホで伐採の様子を世界中継するというもの。
色々と怖い目には遭ったけど無事世界中継できたし、動画の再生回数もリツイート数もスゴイぞ~っと思って意気揚々と帰っていく一行だったが、飛行機が墜落。落ちた先にはアマゾンのど真ん中。しかもそこには食人族がいた!!緑の地獄で遭遇する野蛮なる人々!壮絶な光景から、あなたは目を背けずにいられるか!?
人を喰った映画
人を食べる映画です。ガッツリ食べます。肉食系です。
村の方々は空から落ちてきた一行を神の恵みと思ってありがたくいただくわけです。
とりあえず肉づきのいいデブをカットして、味付けして、ローストして村の皆で分けてムシャムシャ・・・
この辺の描写でキツイ人もけっこういると思いますが、見世物的なやり過ぎ感漂うショック描写からのグルメ描写にグッときてしまう人もいるのでは?管理人が観た新宿武蔵野館では満席の劇場で笑いも起こっていましたよ!恐怖と笑いは紙一重ってことで、捕えられた抗議団体一行の極限状況下でのトンデモ・リアクションの数々に爆笑してしまう、コメディ映画としての側面もあるのです。とにかく、前半の人食いに耐えられる人ならエンタメ度の高い娯楽映画となるはず!!
この人の雰囲気最高っすわ
多くのいい感じの村人が登場する本作ですが、演じている人々は本当に奥地の村に住んでいる方で、電気も水道もない状態で農業を営んでいるとのこと。彼らの出演と奥地のロケーションにより、本作は強烈なリアリティを獲得しています。
本作には元ネタがあります。それは1980年のイタリア映画『食人族』。アマゾンの奥地にいる未開の人々を取材しに行ったら食べられちゃった、という話。キワモノなのは間違いないですが、世界中で大ヒットし、フォロワーも大量発生するほどの影響力。ただ、食人族映画はモラル的な問題や、未開の人々を野蛮人として描くことへの批判により下火になるのも早かったとか。
確かに正しい映画とは言えませんが、監督のイーライ・ロスは13歳でみたこの映画への愛を表明せずにはいられず、『ホステル2』では『食人族』の監督ルッジェオ・デオダートを「イタリアン・カニバル」の役名で出演させました。そして、念願の食人族映画を製作することに成功!村人に出演を依頼する際には、村に発電機を持ち込んで『食人族』を見てもらうほどのこだわりようです。ちなみに『食人族』は村の方々に大ウケだったそうな。
食人族を現代によみがえらせたイーライ・ロス。この写真だけでも信用できる男だ!
本作は基本は見世物的なえげつない娯楽映画ですが、終盤では「誰が本当の野蛮人なのか?」「文明ってなんだ?」「多文化主義ってどういうことだ?」といった割と深いことまで考えさせてくれます。シーシェパードやらグリーンピース的な団体って話題性ばかりで世界を変えているわけではなくね?SNSでは社会問題に意識をもっていないとダメみたいな風潮っていやな感じしない?といったテーマも見えてくるあたり、さすがイーライ・ロス監督!ってことで今年の冬は『グリーン・インフェルノ』で大笑いしましょう。ただし、選ばれしものに限る笑
そういえば、管理人の隣の席のお兄さんは俺と同じところで爆笑していた。劇場が一体となって笑う瞬間も多数で、劇場体験ならではの楽しさが味わえる映画だと思う。
↓ランキングに参加しています。クリックで応援よろしく!
にほんブログ村
このワードを出した時点で内容は分かりますよね?笑
キワモノかつ政治的に問題のあるテーマなのは認めます。人を選ぶのも間違いない。
でも、映画ってそこがいいんじゃない!(みうらじゅん風)
あらすじ
ニューヨークの大学に通う女子大生が主人公。父親は国連のスタッフで何不自由ない生活。
大学でジャングルの奥地に住む部族が女性への割礼を行っていると聞いて「許せません!」
ジャングルが伐採され、部族の村が消滅しようとしていると聞いて「許せません!」
という影響を受けやすい人。ていうか、ほぼ条件反射的に反対票を投じている感じが・・・
そんなこんなで伐採への抗議団体に参加し始め、アマゾンに行くことに。
その抗議計画はスマホで伐採の様子を世界中継するというもの。
色々と怖い目には遭ったけど無事世界中継できたし、動画の再生回数もリツイート数もスゴイぞ~っと思って意気揚々と帰っていく一行だったが、飛行機が墜落。落ちた先にはアマゾンのど真ん中。しかもそこには食人族がいた!!緑の地獄で遭遇する野蛮なる人々!壮絶な光景から、あなたは目を背けずにいられるか!?
人を喰った映画
人を食べる映画です。ガッツリ食べます。肉食系です。
村の方々は空から落ちてきた一行を神の恵みと思ってありがたくいただくわけです。
とりあえず肉づきのいいデブをカットして、味付けして、ローストして村の皆で分けてムシャムシャ・・・
この辺の描写でキツイ人もけっこういると思いますが、見世物的なやり過ぎ感漂うショック描写からのグルメ描写にグッときてしまう人もいるのでは?管理人が観た新宿武蔵野館では満席の劇場で笑いも起こっていましたよ!恐怖と笑いは紙一重ってことで、捕えられた抗議団体一行の極限状況下でのトンデモ・リアクションの数々に爆笑してしまう、コメディ映画としての側面もあるのです。とにかく、前半の人食いに耐えられる人ならエンタメ度の高い娯楽映画となるはず!!
この人の雰囲気最高っすわ
多くのいい感じの村人が登場する本作ですが、演じている人々は本当に奥地の村に住んでいる方で、電気も水道もない状態で農業を営んでいるとのこと。彼らの出演と奥地のロケーションにより、本作は強烈なリアリティを獲得しています。
本作には元ネタがあります。それは1980年のイタリア映画『食人族』。アマゾンの奥地にいる未開の人々を取材しに行ったら食べられちゃった、という話。キワモノなのは間違いないですが、世界中で大ヒットし、フォロワーも大量発生するほどの影響力。ただ、食人族映画はモラル的な問題や、未開の人々を野蛮人として描くことへの批判により下火になるのも早かったとか。
確かに正しい映画とは言えませんが、監督のイーライ・ロスは13歳でみたこの映画への愛を表明せずにはいられず、『ホステル2』では『食人族』の監督ルッジェオ・デオダートを「イタリアン・カニバル」の役名で出演させました。そして、念願の食人族映画を製作することに成功!村人に出演を依頼する際には、村に発電機を持ち込んで『食人族』を見てもらうほどのこだわりようです。ちなみに『食人族』は村の方々に大ウケだったそうな。
食人族を現代によみがえらせたイーライ・ロス。この写真だけでも信用できる男だ!
本作は基本は見世物的なえげつない娯楽映画ですが、終盤では「誰が本当の野蛮人なのか?」「文明ってなんだ?」「多文化主義ってどういうことだ?」といった割と深いことまで考えさせてくれます。シーシェパードやらグリーンピース的な団体って話題性ばかりで世界を変えているわけではなくね?SNSでは社会問題に意識をもっていないとダメみたいな風潮っていやな感じしない?といったテーマも見えてくるあたり、さすがイーライ・ロス監督!ってことで今年の冬は『グリーン・インフェルノ』で大笑いしましょう。ただし、選ばれしものに限る笑
そういえば、管理人の隣の席のお兄さんは俺と同じところで爆笑していた。劇場が一体となって笑う瞬間も多数で、劇場体験ならではの楽しさが味わえる映画だと思う。
↓ランキングに参加しています。クリックで応援よろしく!
にほんブログ村
コメント