デヴィッド・ボウイが亡くなった。
まだ69歳、ガンだったそうだ
リアルタイムで触れてきた世代ではないので、特別深い思い出があるわけではないが、最近よく聞いていただけにショック・・・
ということで、今回はデヴィッド・ボウイに関する駄話を。
ボウイといえば、俳優としての活動も有名だ。
一番知られているのは『戦場のメリークリスマス』だと思うが、『地球に落ちて来た男』はボウイの異星人的イメージと役柄がマッチした作品なのでこちらも忘れてはいけない。ハマり具合から考えれば、むしろファン的にはこっちの方がいいのでは?
ボウイ演じる宇宙人は荒廃した母星に残した家族を救うための旅を続けていたが、宇宙船が故障。困ったボウイ星人は宇宙人テクノロジーで儲けて宇宙船を新調する計画を立てるものの、そう簡単には帰れなかった、という話だった・・・と思う。
『アラビアのロレンス』や『華氏451』などの撮影監督を務め、監督としては『美しき冒険旅行』や『赤い影』などカルト色が強めの作品が多いニコラス・ローグが監督。そのせいか、本作もカルト映画として人気あるとか。
ボウイは『地球に落ちて来た男』(1976)以前に架空のロックスター、ジギー・スターダストの栄枯盛衰を描いたアルバム『ジギー・スターダスト』(1972)を作っている。おそらく、このアルバムと重ね合わせる形でキャスティングされたのだろう。アルバムはロックの名盤として有名すぎる作品。名曲揃いです。
キャリアが長く、人気も実績もある人なだけに、数々の映画で曲が使用されている。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では「Moonage Daydream」
『クロニクル』では「Ziggy Stardust」
『LIFE!』では「Space Oddity」
といった感じで割と最近の映画でもかなり使われている。
特に『LIFE!』での使われ方は物語的にも最高に盛り上がるシーンで使われていた。
とはいえ、ここだけ見ても仕方ないので、ぜひ『LIFE!』の本編を見ていただきたい。心動かされること必至です。
『LIFE!』はその他の選曲も抜群にいいので、音楽好きならぜひともチェックしてほしい。
あと、ゲーム好きとしては『メタルギアソリッドV ファントムペイン』で使われた「The Man Who Sold the World」(ミッジ・ユーロによるカバー)も忘れてはいけないところ。ゲームのオープニングとラストで使われているのだが、最後になってなぜこの曲かが分かる。ゲームとしても素晴らしいのだが、シナリオや歌詞を活かした演出も見事だったので、音楽好き、映画好きもプレイしてほしい作品だ。
ニルヴァーナがカバーしたことでも有名
ちなみに『メタルギアソリッドV』にダイアモンド・ドッグスという部隊が出てくるが、これはボウイの同名の曲から引用したと思われる。監督の小島秀夫さんの趣味が出ているなぁ。その小島さんはコナミを退社し、12月から「コジマプロダクション」を設立。ソニー・コンピュータ・エンタテインメントと組んで新作を準備中とのこと。
脱線が多くなったが、要はボウイは素晴らしい曲を遺したミュージシャンだったと言いたかったんですよ。
若いころの見た目の派手さで勘違いしている人もいるかもしれませんが、普通にいい曲多いっすよ。
この間レミーも死んでしまいましたが、なんかロックのレジェンド級ミュージシャンが死んでいきますなぁ。
後追い世代でも寂しいものがあります。
R.I.P
↓ランキングに参加しています。クリックで応援よろしく!
にほんブログ村
まだ69歳、ガンだったそうだ
リアルタイムで触れてきた世代ではないので、特別深い思い出があるわけではないが、最近よく聞いていただけにショック・・・
ということで、今回はデヴィッド・ボウイに関する駄話を。
ボウイといえば、俳優としての活動も有名だ。
一番知られているのは『戦場のメリークリスマス』だと思うが、『地球に落ちて来た男』はボウイの異星人的イメージと役柄がマッチした作品なのでこちらも忘れてはいけない。ハマり具合から考えれば、むしろファン的にはこっちの方がいいのでは?
ボウイ演じる宇宙人は荒廃した母星に残した家族を救うための旅を続けていたが、宇宙船が故障。困ったボウイ星人は宇宙人テクノロジーで儲けて宇宙船を新調する計画を立てるものの、そう簡単には帰れなかった、という話だった・・・と思う。
『アラビアのロレンス』や『華氏451』などの撮影監督を務め、監督としては『美しき冒険旅行』や『赤い影』などカルト色が強めの作品が多いニコラス・ローグが監督。そのせいか、本作もカルト映画として人気あるとか。
ボウイは『地球に落ちて来た男』(1976)以前に架空のロックスター、ジギー・スターダストの栄枯盛衰を描いたアルバム『ジギー・スターダスト』(1972)を作っている。おそらく、このアルバムと重ね合わせる形でキャスティングされたのだろう。アルバムはロックの名盤として有名すぎる作品。名曲揃いです。
キャリアが長く、人気も実績もある人なだけに、数々の映画で曲が使用されている。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では「Moonage Daydream」
『クロニクル』では「Ziggy Stardust」
『LIFE!』では「Space Oddity」
といった感じで割と最近の映画でもかなり使われている。
特に『LIFE!』での使われ方は物語的にも最高に盛り上がるシーンで使われていた。
とはいえ、ここだけ見ても仕方ないので、ぜひ『LIFE!』の本編を見ていただきたい。心動かされること必至です。
『LIFE!』はその他の選曲も抜群にいいので、音楽好きならぜひともチェックしてほしい。
あと、ゲーム好きとしては『メタルギアソリッドV ファントムペイン』で使われた「The Man Who Sold the World」(ミッジ・ユーロによるカバー)も忘れてはいけないところ。ゲームのオープニングとラストで使われているのだが、最後になってなぜこの曲かが分かる。ゲームとしても素晴らしいのだが、シナリオや歌詞を活かした演出も見事だったので、音楽好き、映画好きもプレイしてほしい作品だ。
ニルヴァーナがカバーしたことでも有名
ちなみに『メタルギアソリッドV』にダイアモンド・ドッグスという部隊が出てくるが、これはボウイの同名の曲から引用したと思われる。監督の小島秀夫さんの趣味が出ているなぁ。その小島さんはコナミを退社し、12月から「コジマプロダクション」を設立。ソニー・コンピュータ・エンタテインメントと組んで新作を準備中とのこと。
脱線が多くなったが、要はボウイは素晴らしい曲を遺したミュージシャンだったと言いたかったんですよ。
若いころの見た目の派手さで勘違いしている人もいるかもしれませんが、普通にいい曲多いっすよ。
この間レミーも死んでしまいましたが、なんかロックのレジェンド級ミュージシャンが死んでいきますなぁ。
後追い世代でも寂しいものがあります。
R.I.P
↓ランキングに参加しています。クリックで応援よろしく!
にほんブログ村
コメント