引きこもりが捗る昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか?
いつの間にやらゴールデンウィークに突入したものの、遠出する予定は全てキャンセルし、ウチで楽器を弾いたり、積読を消化したり、ゲームしたり、見ていなかったDVDを見たりしております。
つまり、いつもの休日と変わりません。
そんなこんなで、気づいたらこどもの日(5月5日)です。
別にこの日を狙ったわけではないのですが、残りの休日に見ておきたい、否、見たくないような子どもに関する地獄の映画(一部ゲームやアニメ含む)をご紹介しましょう。
紹介している作品は非常に嫌な気分になる作品が多く並んでいますが、一部は実話に基づいているものなのもお忘れなきよう。
あー、イヤダイヤダと思いつつ、少しでも子どもたちに明るい世界があることを願うばかりです。
子どもをビビらせる天才スピルバーグ
手始めに子どもを劇中で危険な状況に遭わせ続ける意地の悪いクリエイターの作品を紹介しましょう。 皆様御存知、スティーブン・スピルバーグです。 映画監督としては世界一名が知られていると言っても過言ではない監督ですが、その作品は子どもにトラウマを植え付ける残酷描写が満載でもあります。
出世作の『ジョーズ』では人喰いサメの最初の犠牲者が海で泳ぐ子どもです。直接的な人体破壊描写はなくとも、子どもが生きたままバクリとやられるショック描写は今見ても怖いものがあります。 スピルバーグの残酷趣味はその後も加速していきますが、ファミリー層を狙った『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』においても容赦なし。目ン玉スープに始まり、猿の脳みそゼリー、床一面の毒虫、吊り天井トラップ、邪教集団による心臓えぐり出し儀式、ワニに生きたままバクリ!などエゲツない描写を連発し、それらを子どもの登場人物の視点で展開するという意地の悪さ。まさかと思うなら、御覧なさい。酷いですよ。面白いけどね。
戦争で真っ先に犠牲になるのは
続いてご紹介するのは戦争映画。 戦争において真っ先に犠牲になるのは社会的・身体的な弱者なのはいつの世の中も変わりませんが、それにしても酷いのが『炎628』。以前ブログにも単独の記事として投稿しております。「劣等人種を絶滅させる」ために村を焼き払い、子どもを根絶やしにしようとするドイツ軍の蛮行はそれだけでも酷いものですが、一部始終を目撃した少年が一瞬で老け込んだようになるラストの衝撃も強烈です。
子どもが犠牲になるといえば、『ジョバンニの島』も良い映画でした。 近年の日本の戦争映画では『この世界の片隅に』も子どもが酷い目に遭う映画ですが、個人的にはこちらのほうが厳しい現実を描いていると思います。終戦後にロシア軍に占拠された北方領土に住んでいた住人はロシア本土に移送され、日本へ送還されるまでの間、僅かな食料と十分とは言えない設備で極寒の土地を生き延びなければなりませんでした。もちろん、そんな環境で真っ先に体調を崩すのは体力のない老人や子どもです。本作は子どもが大人の起こした戦争によって死んでいく不条理を陰湿に描くのではなく、家族愛やロシア人将校の娘との交流などを中核に据えたドラマに「銀河鉄道の夜」のイメージを合わせることで美しく哀しい物語としています。アニメーションの完成度が非常に高く、表現的にも優れた傑作です。
田舎の圧力は子どもには地獄
戦争がリアルに感じられないという方は田舎はどうでしょう? 『ミスミソウ』は都会から引っ越してきた少女が同級生から陰湿ないじめを受け続け、それが一家焼き討ちにまでエスカレート、その後は血みどろの復讐劇に発展する押切蓮介の漫画が原作の映画です。いじめた側が悪いのは当然ですが、映画では加害者の家庭環境や心理についても描写があり、閉塞的な田舎が子どもたちに与える圧迫感が招いた事件とも見られるのが面白い点です。こちらも以前単独の記事にしています。内藤瑛亮監督は新作『許された子どもたち』においても子どもによる犯罪を描いており、こちらも非常に期待しております。
街だって子どもには危険
田舎の閉塞感が危険なら、都会はどうかといったら、大して変わりません。 『子どもたちをよろしく』(1983)はライフ誌に掲載された記事を基にした路上生活を送る10代の子どもたちを捉えたドキュメンタリー映画です。この映画に出てくる少年少女は色々な事情で家を出て、路上で小銭を恵んでもらったり、売春をするなどしてその日暮らしをしています。気ままな生活で楽しそうにも見えますが、家を出た理由が家庭内暴力からの逃亡や、親が刑務所に入ったことによるなど、決して明るい話ではありません。まともな食事をしていなくて栄養失調気味、売春、麻薬の使用が普通になった彼らの生活が健康的だとも言えません。街で路上生活をしていれば暴力に遭遇することも多いでしょう。都会であっても生きづらい子どもはいるのです。
「変な」子どもは虐められる
全ての子どもはかわいいかと言ったら、誰もがそう思うわけではなく、「変な」子どもは虐められがちです。 耳が大きな奇形の象の子が虐められる『ダンボ』はお母さんから引き離されたり、サーカスの団員にいじめられたりと嫌な気分になりますが、その大きな耳を活かして自分の人生を切り開く展開は感動的です。
一方で、持って生まれた能力が生涯に渡って不幸をもたらす『エルフェンリート』のような例もあります。 本能的に人類を滅亡させる存在として隔離され、拷問に近い実験を受ける角の生えた少女たちが人間不信になっていく過程を描いた展開は厭さ満点。信じたものに裏切られ、蔑まれてきた彼女らが人間を惨殺する瞬間は強烈なゴア描写に加えて、背景にある哀しい運命による二重のショックをもたらします。最も悲惨な瞬間をもたらしたのが、子ども同士のちょっとした嘘というのも哀しい。
↑超絶バイオレンスが1話から展開されるエルフェンリート。この絵に騙されてはいけません
子どもにとっての地獄は家庭にあり
いくつかの子どもにとっての危険な場面を挙げてきましたが、その中でも出てくる通り、家庭には子どもにとっての地獄が潜んでいます。子どもというのは基本的に社会から切り離された存在であり、家に依存した部分が大きいものです。両親の愛情を受けて育つのが子どもにとっての望ましい環境でしょうが、全ての親が温かい家庭を築けるわけではありません。 ADHDっぽい男の子がいるシングルマザーの家庭にある絵本が来たことがきっかけで家庭が崩壊していく『ババドック 暗闇の魔物』は、周囲のサポートから切り離された母親が次第に家庭内暴力に向かっていく厭な映画でした。 家庭内暴力といえば、『都市投影劇画ホライズンブルー』は暴力を振るわれて育った女性が自分の子どもにたいしても暴力を振るうようになっていく暴力の連鎖を描いていて、とてもヘヴィな気分になる映画です。
母親目線での家庭内暴力を描いた「ホライズンブルー」に対して子ども目線で描いたのは『無垢の祈り』。平山夢明原作の小説を亀井亨監督が自費で撮った作品で、妻を毎日殴る暴力親父が娘に対して性的虐待までしていくのを容赦なく映画化。子どもへの性的虐待をどう撮るかが問題になると思いますが、特注の操り人形を子どもに見立てるというファンタジックな描き方をしていました。とはいえ、人形をレイプする場面は異常な生々しさがあって気分が悪くなります。最後まで救いのないどん底が味わえる映画です。家庭は子どもにとっての安全地帯のはずですが、家庭が戦争状態だと、子どもには逃げ場がないのです。
逃げ場のない地獄
家庭はともすれば逃げ場のない地獄となりますが、家庭のない身寄りのない子どもにはさらなる逃げ場のない地獄もありえます。『トガニ 幼き瞳の告発』は2000年代前半に実際にあった聴覚障障害のある子どもたちのいる施設で行われていた暴行、性的虐待を描いた作品です。声に出して表現できない子どもに対する徹底した暴力・陵辱は外道の所業ですが、それを地域ぐるみで隠蔽していたというのも最悪です。バイオレンス表現が強烈な韓国映画なだけあって、かなりの部分が直接的に表現されているので気分が悪い。
『メイドインアビス』も身寄りのない子どもたちを集めた施設の子どもたちを実験体にして人ならざるものに変えてしまうマッドサイエンティストが出てきます。今年公開された劇場版の『メイドインアビス 深き魂の黎明』はそのおぞましい実験内容がドラマの核になります。
身寄りがない子どもを施設から養子に迎えて育てた立場を利用した田舎の館のジジイが、「娘」たちを性的に陵辱していく『河原崎家の一族2』は主人公が何度恋人を連れて館から出ようとしても引き戻される地獄のループ構造。何度も何度も最初からやり直しても出ることができない逃げ場のない地獄。
↑ダウンロード版が購入可能(※エロゲーのため注意)
家族という依拠すべきものを失った子どもの立場は弱く、容易に暴力にさらされるものです。
あーー嫌だイヤダいやだ厭だ
最後にノンフィクション本を一冊紹介。
平山夢明による『異常快楽殺人』は世界的に有名な連続殺人鬼について書かれています。 この中では少年を拷問・殺人の上喰っていたジェフリー・ダーマー、長年に渡って子どもをさらっては喰っていたアルバート・フィッシュらについて著者ならではの生理的に迫ってくる表現で書かれているため、文章だけでもクラクラしてくること必至。殺人鬼が殺人鬼になるまでの過程についても調べた上で書かれていますが、多くの殺人鬼が幼少期に何かしらのトラウマを抱えていることも分かります。これも読めば子どもに十分な教育と家庭を与えることがいかに重要なのかが理解できると思います。
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いつの間にやらゴールデンウィークに突入したものの、遠出する予定は全てキャンセルし、ウチで楽器を弾いたり、積読を消化したり、ゲームしたり、見ていなかったDVDを見たりしております。
つまり、いつもの休日と変わりません。
そんなこんなで、気づいたらこどもの日(5月5日)です。
別にこの日を狙ったわけではないのですが、残りの休日に見ておきたい、否、見たくないような子どもに関する地獄の映画(一部ゲームやアニメ含む)をご紹介しましょう。
紹介している作品は非常に嫌な気分になる作品が多く並んでいますが、一部は実話に基づいているものなのもお忘れなきよう。
あー、イヤダイヤダと思いつつ、少しでも子どもたちに明るい世界があることを願うばかりです。
子どもをビビらせる天才スピルバーグ
手始めに子どもを劇中で危険な状況に遭わせ続ける意地の悪いクリエイターの作品を紹介しましょう。 皆様御存知、スティーブン・スピルバーグです。 映画監督としては世界一名が知られていると言っても過言ではない監督ですが、その作品は子どもにトラウマを植え付ける残酷描写が満載でもあります。
出世作の『ジョーズ』では人喰いサメの最初の犠牲者が海で泳ぐ子どもです。直接的な人体破壊描写はなくとも、子どもが生きたままバクリとやられるショック描写は今見ても怖いものがあります。 スピルバーグの残酷趣味はその後も加速していきますが、ファミリー層を狙った『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』においても容赦なし。目ン玉スープに始まり、猿の脳みそゼリー、床一面の毒虫、吊り天井トラップ、邪教集団による心臓えぐり出し儀式、ワニに生きたままバクリ!などエゲツない描写を連発し、それらを子どもの登場人物の視点で展開するという意地の悪さ。まさかと思うなら、御覧なさい。酷いですよ。面白いけどね。
戦争で真っ先に犠牲になるのは
続いてご紹介するのは戦争映画。 戦争において真っ先に犠牲になるのは社会的・身体的な弱者なのはいつの世の中も変わりませんが、それにしても酷いのが『炎628』。以前ブログにも単独の記事として投稿しております。「劣等人種を絶滅させる」ために村を焼き払い、子どもを根絶やしにしようとするドイツ軍の蛮行はそれだけでも酷いものですが、一部始終を目撃した少年が一瞬で老け込んだようになるラストの衝撃も強烈です。
子どもが犠牲になるといえば、『ジョバンニの島』も良い映画でした。 近年の日本の戦争映画では『この世界の片隅に』も子どもが酷い目に遭う映画ですが、個人的にはこちらのほうが厳しい現実を描いていると思います。終戦後にロシア軍に占拠された北方領土に住んでいた住人はロシア本土に移送され、日本へ送還されるまでの間、僅かな食料と十分とは言えない設備で極寒の土地を生き延びなければなりませんでした。もちろん、そんな環境で真っ先に体調を崩すのは体力のない老人や子どもです。本作は子どもが大人の起こした戦争によって死んでいく不条理を陰湿に描くのではなく、家族愛やロシア人将校の娘との交流などを中核に据えたドラマに「銀河鉄道の夜」のイメージを合わせることで美しく哀しい物語としています。アニメーションの完成度が非常に高く、表現的にも優れた傑作です。
田舎の圧力は子どもには地獄
戦争がリアルに感じられないという方は田舎はどうでしょう? 『ミスミソウ』は都会から引っ越してきた少女が同級生から陰湿ないじめを受け続け、それが一家焼き討ちにまでエスカレート、その後は血みどろの復讐劇に発展する押切蓮介の漫画が原作の映画です。いじめた側が悪いのは当然ですが、映画では加害者の家庭環境や心理についても描写があり、閉塞的な田舎が子どもたちに与える圧迫感が招いた事件とも見られるのが面白い点です。こちらも以前単独の記事にしています。内藤瑛亮監督は新作『許された子どもたち』においても子どもによる犯罪を描いており、こちらも非常に期待しております。
街だって子どもには危険
田舎の閉塞感が危険なら、都会はどうかといったら、大して変わりません。 『子どもたちをよろしく』(1983)はライフ誌に掲載された記事を基にした路上生活を送る10代の子どもたちを捉えたドキュメンタリー映画です。この映画に出てくる少年少女は色々な事情で家を出て、路上で小銭を恵んでもらったり、売春をするなどしてその日暮らしをしています。気ままな生活で楽しそうにも見えますが、家を出た理由が家庭内暴力からの逃亡や、親が刑務所に入ったことによるなど、決して明るい話ではありません。まともな食事をしていなくて栄養失調気味、売春、麻薬の使用が普通になった彼らの生活が健康的だとも言えません。街で路上生活をしていれば暴力に遭遇することも多いでしょう。都会であっても生きづらい子どもはいるのです。
「変な」子どもは虐められる
全ての子どもはかわいいかと言ったら、誰もがそう思うわけではなく、「変な」子どもは虐められがちです。 耳が大きな奇形の象の子が虐められる『ダンボ』はお母さんから引き離されたり、サーカスの団員にいじめられたりと嫌な気分になりますが、その大きな耳を活かして自分の人生を切り開く展開は感動的です。
一方で、持って生まれた能力が生涯に渡って不幸をもたらす『エルフェンリート』のような例もあります。 本能的に人類を滅亡させる存在として隔離され、拷問に近い実験を受ける角の生えた少女たちが人間不信になっていく過程を描いた展開は厭さ満点。信じたものに裏切られ、蔑まれてきた彼女らが人間を惨殺する瞬間は強烈なゴア描写に加えて、背景にある哀しい運命による二重のショックをもたらします。最も悲惨な瞬間をもたらしたのが、子ども同士のちょっとした嘘というのも哀しい。
↑超絶バイオレンスが1話から展開されるエルフェンリート。この絵に騙されてはいけません
子どもにとっての地獄は家庭にあり
いくつかの子どもにとっての危険な場面を挙げてきましたが、その中でも出てくる通り、家庭には子どもにとっての地獄が潜んでいます。子どもというのは基本的に社会から切り離された存在であり、家に依存した部分が大きいものです。両親の愛情を受けて育つのが子どもにとっての望ましい環境でしょうが、全ての親が温かい家庭を築けるわけではありません。 ADHDっぽい男の子がいるシングルマザーの家庭にある絵本が来たことがきっかけで家庭が崩壊していく『ババドック 暗闇の魔物』は、周囲のサポートから切り離された母親が次第に家庭内暴力に向かっていく厭な映画でした。 家庭内暴力といえば、『都市投影劇画ホライズンブルー』は暴力を振るわれて育った女性が自分の子どもにたいしても暴力を振るうようになっていく暴力の連鎖を描いていて、とてもヘヴィな気分になる映画です。
母親目線での家庭内暴力を描いた「ホライズンブルー」に対して子ども目線で描いたのは『無垢の祈り』。平山夢明原作の小説を亀井亨監督が自費で撮った作品で、妻を毎日殴る暴力親父が娘に対して性的虐待までしていくのを容赦なく映画化。子どもへの性的虐待をどう撮るかが問題になると思いますが、特注の操り人形を子どもに見立てるというファンタジックな描き方をしていました。とはいえ、人形をレイプする場面は異常な生々しさがあって気分が悪くなります。最後まで救いのないどん底が味わえる映画です。家庭は子どもにとっての安全地帯のはずですが、家庭が戦争状態だと、子どもには逃げ場がないのです。
逃げ場のない地獄
家庭はともすれば逃げ場のない地獄となりますが、家庭のない身寄りのない子どもにはさらなる逃げ場のない地獄もありえます。『トガニ 幼き瞳の告発』は2000年代前半に実際にあった聴覚障障害のある子どもたちのいる施設で行われていた暴行、性的虐待を描いた作品です。声に出して表現できない子どもに対する徹底した暴力・陵辱は外道の所業ですが、それを地域ぐるみで隠蔽していたというのも最悪です。バイオレンス表現が強烈な韓国映画なだけあって、かなりの部分が直接的に表現されているので気分が悪い。
『メイドインアビス』も身寄りのない子どもたちを集めた施設の子どもたちを実験体にして人ならざるものに変えてしまうマッドサイエンティストが出てきます。今年公開された劇場版の『メイドインアビス 深き魂の黎明』はそのおぞましい実験内容がドラマの核になります。
身寄りがない子どもを施設から養子に迎えて育てた立場を利用した田舎の館のジジイが、「娘」たちを性的に陵辱していく『河原崎家の一族2』は主人公が何度恋人を連れて館から出ようとしても引き戻される地獄のループ構造。何度も何度も最初からやり直しても出ることができない逃げ場のない地獄。
↑ダウンロード版が購入可能(※エロゲーのため注意)
家族という依拠すべきものを失った子どもの立場は弱く、容易に暴力にさらされるものです。
あーー嫌だイヤダいやだ厭だ
最後にノンフィクション本を一冊紹介。
平山夢明による『異常快楽殺人』は世界的に有名な連続殺人鬼について書かれています。 この中では少年を拷問・殺人の上喰っていたジェフリー・ダーマー、長年に渡って子どもをさらっては喰っていたアルバート・フィッシュらについて著者ならではの生理的に迫ってくる表現で書かれているため、文章だけでもクラクラしてくること必至。殺人鬼が殺人鬼になるまでの過程についても調べた上で書かれていますが、多くの殺人鬼が幼少期に何かしらのトラウマを抱えていることも分かります。これも読めば子どもに十分な教育と家庭を与えることがいかに重要なのかが理解できると思います。
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