季節の変わり目お馴染みのアニメ話。
今期1話を見たものはこんな感じ。前期から継続しているものは除外しています。
- がんばれ同期ちゃん
- 月曜日のたわわ2
- メガトン級ムサシ
- コードギアス 反逆のルルーシュ(再放送)
- SELECTION PROJECT
- 異世界食堂2
- キミとフィットボクシング
- でーじミーツガール
- ブルーピリオド
- 舞妓さんちのまかないさん
- 海賊王女
- MUTEKING THE Dancing HERO
- ぐんまちゃん
- デジモンゴーストゲーム
- テスラノート
- 見える子ちゃん
- 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2シーズン
- しょうたいむ!~歌のお姉さんだってしたい
- ワッチャプリマジ!
- 境界戦機
- takt op.Destiny
- マブラヴ オルタネイティヴ
- プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~
- 古見さんは、コミュ症です。
- 真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました
- 世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
- 終末のハーレム
- 大正オトメ御伽話
- 先輩がうざい後輩の話
- 最果てのパラディン
- ビルディバイド-#000000-
- ルパン三世 PART6
- 鬼滅の刃 無限列車編
- 逆転世界ノ電池少女
- Deep Insanity THE LOST CHILD
- かぎなど
- 180秒で君の耳を幸せにできるか?
- 王様ランキング
転生しなくてもよくない?
全体を見た感じ、異世界転生ものが多いのは相変わらず。かなり見てはいますが、見ていない異世界ものも多いため、今期も異世界転生がとにかく多いです。その中でも『無職転生』の第2シーズンはクオリティや演出面で秀でたものを感じます。第1シーズンで気になった転生元の30代引きこもり男の気持ち悪いオヤジっぷりも、仲間ができて内面的にも成長があったからか、割と気にならなくなったと思います。ただ、異世界ものである必然性はそれほど感じず、転生元の男の内面を排除して単にちょっとスケベな天才少年が活躍する西洋ファンタジーとして構成しても成立してしまうことが問題だと思いました。『無職転生』よりも『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』のベテラン暗殺者が勇者を殺すことを条件に転生する話の方が必然性がありますね。ただ、自分が見たかったのは転生前の暗殺者の話の方ですけど・・・
短編アニメ枠が充実
テレビ放送に限らず尺の短いアニメが増えている印象です。チェックしたものだけでも、以下に挙げたものがありました。
- がんばれ同期ちゃん
- 月曜日のたわわ2
- かぎなど
- 180秒で君の耳を幸せにできるか?
- でーじミーツガール
- 舞妓さんちのまかないさん
- キミとフィットボクシング
- しょうたいむ!~歌のお姉さんだってしたい
『がんばれ同期ちゃん』や『月曜日のたわわ2』はどちらもWebで人気のあるマンガが原作で、ちょいエロなラブコメでオタクたちの心と股間をモヤモヤさせていることで評判です。AbemaTVでの配信向けということもあってこういった題材がハマりやすいのでしょう。エロ路線で言えば、原作がエロ漫画な『しょうたいむ!~歌のお姉さんだってしたい』もありますが、こちらはテレビ放送されていても地上波向けな「見えない」仕様。無理して地上波でやらなくても、Web展開するエロアニメでえーやんとは思うんですが、マーケティング的な事情でこうしているのでしょう。短編系で言えば、Nintendo Switch向けのフィットネス系ゲーム「フィットボクシング」を題材にした『キミとフィットボクシング』の存在に驚いていますね。元からトレーナー役に人気声優を多く起用していたことで話題ですが、それにしてもアニメにするとはなー。
ハイクオリティ作品も多い?
作画マニアが喜ぶようなハイクオリティな動きが見られる作品も多い印象です。『サムライチャンプルー』のキャラクターデザイン、作画監督を担当した中澤一登さんが監督の『海賊王女』は監督(中澤さん以外にも2人参加している共同監督の体制です)が総作画監督も兼任していることもあってか、3話まで見た段階ではシリーズもの作品としては平均点が非常に高い出来で流石天才アニメーターといったところ。DeNA製作のゲームをアニメ化した『takt op.Destiny』はアクション作画をかなり頑張っていることに加えて、ピアノ演奏のシーンをカット割りで誤魔化さずに作画している点も評価すべきです。劇場版を再構成してシリーズアニメ化した『鬼滅の刃 無限列車編』は当然凄いですし、フジテレビのノイタミナ枠で放送されている『王様ランキング』のデフォルメされたキャラを枚数を使って動かしている作りが好印象。演出やシリーズ構成的にも引きが強い作品だと思います。
メカ復権の兆し
メカもののアニメは最近は減少傾向にありましたが、今期はメカが活躍する作品が多くなっています。メカはCGで動かすのが一般的な時代に作画で制作されている『境界戦機』、学園ものと見せかけてハードな残酷描写の多いSFエロゲーをアニメ化した『マブラヴ オルタネイティヴ』、デフォルメメカが活躍する『逆転世界ノ電池少女』、スマートフォン向けの運営型ゲームもリリースされた『コードギアス 反逆のルルーシュ』再放送、11月11日のリリースが待ち遠しいゲームが原作の『メガトン級ムサシ』と、デザインも多様なメカがみられる作品があります。特に『メガトン級ムサシ』は永井豪的な肩幅が広いボディに丸太がくっついたようなデザインが最高で、迷いなく進んでいく主人公も痛快な今期イチオシの作品です!
群馬のアイツもアニメ化
いくつかの観点から紹介してきましたが、個人的に推したいのは『ぐんまちゃん』だったりします。群馬県の古参のゆるキャラとして有名ですが、なんと群馬県製作でアニメ化。しかも、監督に「クレヨンしんちゃん」の初期劇場作品で有名な本郷みつるさんを起用しているのも注目度が高いです。幅広い世代に向けた作品を作ってきたベテランの本郷さんが監督しているだけあって、力まずに見られてふとしたタイミングに見て楽しい「ちょうど良さ」のある作品になっているのがとても良いですね。
というわけで、今期もバラエティに富んだ作品がそろっていました!
皆も見ような。
というわけで、今期もバラエティに富んだ作品がそろっていました!
皆も見ような。
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