雑多庵 ~映画バカの逆襲~

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映画の日(毎月一日)だったので今日公開の「ジャンゴ 繋がれざる者」と「フライト」を見てきました。
今日はひとまず「フライト」について書いておきます。

デンゼル・ワシントンが先日の第85回アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされた本作ですが、
ノミネートも納得の強烈さ!普段は真面目な役の多いデンゼルですが、今回はアルコール依存症でどうしようもないオッサンを演じています!

まずは予告編を




冒頭でいきなり二日酔い、フライトに備えてコカインで気合を入れてから出発!
しかもエロい同僚のねーちゃんと寝ていたというから、普段の「正義のデンゼル」とはギャップがありすぎて爆笑ものwww

クスリのせいか、やたらにテンションの高いデンゼル機長は無事離陸させるも、乱気流に巻き込まれるわ、
機体のトラブルで不時着することになるやらで大変なことになります。この不時着に至るまでの演出が秀逸で、
ゼメキス監督がリサーチを重ねた成果によって、かなり緊迫感のあるシーンとなっています。劇場で見ていて
ドキドキさせられましたよ!飛行機によく乗る方、近日中に乗る予定のある方は見ない方がいいと思います(笑)
おそらく国際線の機内で見れる映画には選ばれないでしょうね。

乗員を含めた102人中96人を救うことに成功したものの、血中アルコールの高さからアル中がばれてしまった
デンゼル機長。組合がもみ消してくれるものの、安全委員会の公聴会に備えて酒を抜かねばならない。でも、ばれたら業務上過失致死で終身刑になるプレッシャーでアル中オヤジのデンゼルは飲んでしまうんですよ!

このアル中具合がかなりのもので、マスコミから逃げるために行った祖父の農場の家には酒が家中にあるし、バドワイザー片手に運転するし、オレンジジュースにウォッカ入れて飲むし、ウォッカのデカいボトルをラッパ飲みするしで体に悪い飲み方をしまくり(笑)腹回りをたるませてまで挑んだデンゼルに注目ですw

こんなどうしようもない状態でどうなるかと思ったら、「ええ話」で終わっていつものデンゼルに戻ってしまいました。いかにして終わるかはネタバレになるので書きませんが、飛行機と同じように背面飛行して不時着するイメージです。あくまで「不時着」であって完璧な終わり方とは言えないかもしれませんが、よくできた脚本であることは間違いありません。この脚本もアカデミー賞にノミネートされていました。

劇中には「Under the Bridge」や「Sympathy for the Devil」「Goin' Down 」などのロックの名曲がかかるのでそこも注目です。

いろいろ書きましたが、これを見るのが一番わかりやすいのではないでしょうかw

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