いやぁ、待ちに待った3D大作の紹介です!本作は単なる映画ではありません。新次元の映像体験ができるすんげぇ映画なのです!
~ストーリー~
ハッブル望遠鏡の修理のために船外活動をしていたサンドラ・ブロック演じる、ストーン博士が突如飛んできた衛星の破片によって宇宙空間に投げ出されてしまう。絶望的な状況の中、地球に生還するためにストーン博士は奮闘する。
というもの。単純ですねー。でも、これが全然面白いんですよ!むしろ単純すぎるストーリーだからこそ心に響きます。後半には普遍的な「生きること」を考えさせられていくから面白いですねぇ。宇宙という無機質な空間を舞台に哲学的なテーマが提示されるのは、『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』とよく似ています。あちらは海を舞台としていましたが、海も無機質な空間と言えますよね。
『ライフ・オブ~』との共通点は設定だけではなく、画面の構成要素のほとんどがCGで作られているのも同じです。『ゼロ・グラビティ』は一億ドルぐらいの製作費で作られていますが、その多くが特殊効果に使われているのがすごいですねぇ。CGへのこだわりから公開を1年遅らせていまして、製作に4年もかかってしまったそうですよ。徹底的に作りこまれた宇宙空間は美しく、ガガーリン大佐の有名な言葉通りの青く輝く地球が素晴らしいのですが、一人で投げ出されたらいかに宇宙が怖い空間なのかが分かります。観客は無重力で空気がない空間でいかに人間が無力なのかをストーン博士とともに体験することになるのです。映画館の暗闇が暗黒の宇宙とシンクロし、自由自在に浮遊するカメラと思わずよけたくなるほどの強烈な3Dが没入感を高めています。しかもこの映画、なかなかカットがかからないから安心する隙が見つからなくて困るww だって、開始15分は全くカットがかからないんですよ!気付いたらカットがかかっていなかった、という場面がかなり多いので気を付けて観てみてください!
画面のほとんどはCGなので作り物にすぎないのですが、見えてくるのは一人の女性が懸命に生きようとする姿です。不況や震災でしんどい世の中とはなっていますが、ストーン博士のくじけそうになりつつも頑張る姿に励まされる人は多いはず。何かを必死に「つかむ」動作が本作で重視されているのはつらい世の中で生きるためには、あきらめずに全力で食らいつかなければならないというメッセージだといえるでしょう。終盤のつかむシーンでは手に汗を握ること必至です!
3Dを効果的に使ったCGだらけの映像、まともに顔が映るのは二人だけ(サンドラ・ブロック&ジョージ・クルーニー)、長回しを多用した演出、という挑戦をやってのけたのはメキシコ出身のアルフォンソ・キュアロン監督。『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督とは同郷で親交が深いそうです。『ハリー・ポッター アズカバンの囚人』を監督したことで有名です。
強烈な映画体験ができる90分間!僕は小学生のころに『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』を映画館で最初に見た感覚を思い出しました。今後も語り継がれていくであろう映画となるはず!伝説の目撃者となるためにもぜひ映画館、できればIMAXでお願いします!3Dで見ないと意味ないですよ!
この予告ですげぇと思った方は是非!
~ストーリー~
ハッブル望遠鏡の修理のために船外活動をしていたサンドラ・ブロック演じる、ストーン博士が突如飛んできた衛星の破片によって宇宙空間に投げ出されてしまう。絶望的な状況の中、地球に生還するためにストーン博士は奮闘する。
というもの。単純ですねー。でも、これが全然面白いんですよ!むしろ単純すぎるストーリーだからこそ心に響きます。後半には普遍的な「生きること」を考えさせられていくから面白いですねぇ。宇宙という無機質な空間を舞台に哲学的なテーマが提示されるのは、『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』とよく似ています。あちらは海を舞台としていましたが、海も無機質な空間と言えますよね。
『ライフ・オブ~』との共通点は設定だけではなく、画面の構成要素のほとんどがCGで作られているのも同じです。『ゼロ・グラビティ』は一億ドルぐらいの製作費で作られていますが、その多くが特殊効果に使われているのがすごいですねぇ。CGへのこだわりから公開を1年遅らせていまして、製作に4年もかかってしまったそうですよ。徹底的に作りこまれた宇宙空間は美しく、ガガーリン大佐の有名な言葉通りの青く輝く地球が素晴らしいのですが、一人で投げ出されたらいかに宇宙が怖い空間なのかが分かります。観客は無重力で空気がない空間でいかに人間が無力なのかをストーン博士とともに体験することになるのです。映画館の暗闇が暗黒の宇宙とシンクロし、自由自在に浮遊するカメラと思わずよけたくなるほどの強烈な3Dが没入感を高めています。しかもこの映画、なかなかカットがかからないから安心する隙が見つからなくて困るww だって、開始15分は全くカットがかからないんですよ!気付いたらカットがかかっていなかった、という場面がかなり多いので気を付けて観てみてください!
画面のほとんどはCGなので作り物にすぎないのですが、見えてくるのは一人の女性が懸命に生きようとする姿です。不況や震災でしんどい世の中とはなっていますが、ストーン博士のくじけそうになりつつも頑張る姿に励まされる人は多いはず。何かを必死に「つかむ」動作が本作で重視されているのはつらい世の中で生きるためには、あきらめずに全力で食らいつかなければならないというメッセージだといえるでしょう。終盤のつかむシーンでは手に汗を握ること必至です!
3Dを効果的に使ったCGだらけの映像、まともに顔が映るのは二人だけ(サンドラ・ブロック&ジョージ・クルーニー)、長回しを多用した演出、という挑戦をやってのけたのはメキシコ出身のアルフォンソ・キュアロン監督。『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督とは同郷で親交が深いそうです。『ハリー・ポッター アズカバンの囚人』を監督したことで有名です。
強烈な映画体験ができる90分間!僕は小学生のころに『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』を映画館で最初に見た感覚を思い出しました。今後も語り継がれていくであろう映画となるはず!伝説の目撃者となるためにもぜひ映画館、できればIMAXでお願いします!3Dで見ないと意味ないですよ!
この予告ですげぇと思った方は是非!
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