2015年1月4日まで六本木ヒルズ内の森アーツセンターギャラリーにて開催中(2月から大阪でも開催)の「ティム・バートンの世界」に行ってきました。
休日の昼間、六本木という立地、若者にも人気のティム・バートンということもあって来場者はかなり多め。12:30ぐらいに行きましたが、入場までに1時間待ちということもなく、割とすんなり入れました。平日の開場直後(11:00から開場)ならばほとんど並ばずにゆっくり見ることもできると思いますが、夜に行くのもお勧めです。
森アーツセンターギャラリーは一般的な博物館・美術館とは違って、夜遅くまで開いているのが特徴で、本展覧会は平日は22:00まで、土日は23:00までやってます。森ビルの52階に位置しており、周辺を一望できる展望台(有料)も楽しめるようになっています。東京の夜景を楽しみたい方は展覧会と合わせていくこともできます。
ティム・バートン展は世界中で開催されていまして、待望の日本上陸ということで喜びの管理人であります。というのも、管理人が最初に監督を意識して映画を観るようになったのがティム・バートンだからなんですね。ティム・バートンと言えば、映画好きではなくともご存知の方は多いと思います。よく知られている映画では『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993、監督はしていませんが製作・原案・キャラクターデザインはしています)『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)『チャーリーとチョコレート工場』(2005)あたりでしょう。独特なファンタジックでグロテスクなビジュアルやジョニー・デップとのコラボレーションの多さなどから、女子(特にいわゆる「サブカル女子」)の人気も非常に高い監督なのですが、本展覧会ではキャラクター原画やイメージアート、作品で使われた人形の展示、初期の短編作品の上映などで監督の頭の中をのぞき見ることができるというわけ。
そんなこんなで行ってきたわけですが、個人的にはサイコーでした!でもね、「ナイトメア~」を観て「かわいいー!」と言っていて、他のアニメやファミリー向け以外の作品を観ていない人は引いちゃう可能性もありますねww 映像化する前の監督自筆の絵から伝わるダークで異形のものが跋扈する世界のキチい感覚は人によっては気分悪くなるかも。管理人的にはこの感覚こそがティム・バートンの本質だと思っているので、むしろ最高!ところどころにキングギドラやガメラ、ゴジラ、ガンQ、サンダとガイラといった日本の怪獣のモチーフがみられたのもGOOD!
ティム・バートンと言えば、『フランケン・ウィニー』(2012)でガメラへのオマージュどころかパ○リをかました怪獣オタクでもある!
メモ書きの中にこいつがいた気がする!ウルトラマンガイアに登場する「ガンQ」
中には『バットマン』(1989)『バットマン・リターンズ』(1992)のイメージ画もあるのですが、主役であるはずのバットマンの絵が見当たらなかったことからもアメコミやスーパーヒーローへのお思い入れのなさがうかがえましたw
管理人的にはクリストファー・ノーランのダークナイト三部作よりコレ!
あと、改めて分かったのは、ティム・バートンは『フランケンシュタイン』(1931)『吸血鬼ドラキュラ』(1958)のようなアメリカの古いホラー映画や、『カリガリ博士』(1919)『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922)といったドイツ表現主義の映画にものすごく影響されていることです。作品に何度も出てきているクリストファー・リーはドラキュラ役で有名だし、『シザー・ハンズ』でエドワードを創った博士役のヴィンセント・プライスはホラー映画にたくさん出ていた人です。このあたりの映画を観てからバートン作品を観ると、50年代までの白黒のホラー映画を家に引きこもって見まくって育った人なんだなとご理解いただけるかと思います。白黒のダークな話ばかり見ていたからこそ、暗い映画ばかりになってしまうのですよ(もちろん性格面の問題もありますが)。
カリガリ博士にはバートン作品のビジュアルの元ネタが詰まってる!
シュル・レアリスム絵画の影響もある気がする・・・
ティム・バートンも影響を受けたかもしれない、ジョルジュ・デ・キリコの展覧会はパナソニック汐留ミュージアムで開催中!
→http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/14/141025/
グッズはじっくり見られませんでしたが、ウォンカのチョコやグルグルかりんとうといった食べ物、絵ハガキやファイルといった展覧会の定番、タオルやTシャツ、フィギュアなどいろいろそろってます。管理人はダダ模様のハンドタオルがかっこよかったので買いました。なるべくお金に余裕をもっていった方がいいっす。
詳しい情報は公式サイトで!
休日の昼間、六本木という立地、若者にも人気のティム・バートンということもあって来場者はかなり多め。12:30ぐらいに行きましたが、入場までに1時間待ちということもなく、割とすんなり入れました。平日の開場直後(11:00から開場)ならばほとんど並ばずにゆっくり見ることもできると思いますが、夜に行くのもお勧めです。
森アーツセンターギャラリーは一般的な博物館・美術館とは違って、夜遅くまで開いているのが特徴で、本展覧会は平日は22:00まで、土日は23:00までやってます。森ビルの52階に位置しており、周辺を一望できる展望台(有料)も楽しめるようになっています。東京の夜景を楽しみたい方は展覧会と合わせていくこともできます。
ティム・バートン展は世界中で開催されていまして、待望の日本上陸ということで喜びの管理人であります。というのも、管理人が最初に監督を意識して映画を観るようになったのがティム・バートンだからなんですね。ティム・バートンと言えば、映画好きではなくともご存知の方は多いと思います。よく知られている映画では『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993、監督はしていませんが製作・原案・キャラクターデザインはしています)『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)『チャーリーとチョコレート工場』(2005)あたりでしょう。独特なファンタジックでグロテスクなビジュアルやジョニー・デップとのコラボレーションの多さなどから、女子(特にいわゆる「サブカル女子」)の人気も非常に高い監督なのですが、本展覧会ではキャラクター原画やイメージアート、作品で使われた人形の展示、初期の短編作品の上映などで監督の頭の中をのぞき見ることができるというわけ。
そんなこんなで行ってきたわけですが、個人的にはサイコーでした!でもね、「ナイトメア~」を観て「かわいいー!」と言っていて、他のアニメやファミリー向け以外の作品を観ていない人は引いちゃう可能性もありますねww 映像化する前の監督自筆の絵から伝わるダークで異形のものが跋扈する世界のキチい感覚は人によっては気分悪くなるかも。管理人的にはこの感覚こそがティム・バートンの本質だと思っているので、むしろ最高!ところどころにキングギドラやガメラ、ゴジラ、ガンQ、サンダとガイラといった日本の怪獣のモチーフがみられたのもGOOD!
ティム・バートンと言えば、『フランケン・ウィニー』(2012)でガメラへのオマージュどころかパ○リをかました怪獣オタクでもある!
メモ書きの中にこいつがいた気がする!ウルトラマンガイアに登場する「ガンQ」
中には『バットマン』(1989)『バットマン・リターンズ』(1992)のイメージ画もあるのですが、主役であるはずのバットマンの絵が見当たらなかったことからもアメコミやスーパーヒーローへのお思い入れのなさがうかがえましたw
バットマン [DVD] (2000/04/21) マイケル・キートン、ジャック・ニコルソン 他 商品詳細を見る |
バットマン リターンズ [DVD] (2010/04/21) マイケル・キートン、ダニー・デビート 他 商品詳細を見る |
管理人的にはクリストファー・ノーランのダークナイト三部作よりコレ!
あと、改めて分かったのは、ティム・バートンは『フランケンシュタイン』(1931)『吸血鬼ドラキュラ』(1958)のようなアメリカの古いホラー映画や、『カリガリ博士』(1919)『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922)といったドイツ表現主義の映画にものすごく影響されていることです。作品に何度も出てきているクリストファー・リーはドラキュラ役で有名だし、『シザー・ハンズ』でエドワードを創った博士役のヴィンセント・プライスはホラー映画にたくさん出ていた人です。このあたりの映画を観てからバートン作品を観ると、50年代までの白黒のホラー映画を家に引きこもって見まくって育った人なんだなとご理解いただけるかと思います。白黒のダークな話ばかり見ていたからこそ、暗い映画ばかりになってしまうのですよ(もちろん性格面の問題もありますが)。
カリガリ博士にはバートン作品のビジュアルの元ネタが詰まってる!
シュル・レアリスム絵画の影響もある気がする・・・
ティム・バートンも影響を受けたかもしれない、ジョルジュ・デ・キリコの展覧会はパナソニック汐留ミュージアムで開催中!
→http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/14/141025/
グッズはじっくり見られませんでしたが、ウォンカのチョコやグルグルかりんとうといった食べ物、絵ハガキやファイルといった展覧会の定番、タオルやTシャツ、フィギュアなどいろいろそろってます。管理人はダダ模様のハンドタオルがかっこよかったので買いました。なるべくお金に余裕をもっていった方がいいっす。
詳しい情報は公式サイトで!
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